お客様の声

「気づかせる研修」でお互いのベクトル合わせ 技術も人間も成長できる組織へ

レキオスソフト社ロゴ

悪化する業績、辞める幹部…。「研修をしなければ」

当社は、僕が2002年にひとりで起業した会社です。長年、レトロモダンの宮城さんとは知り合いだったのですが、以前は自分の会社に研修は必要ないと思っていました。ところが、2017年に当社の業績がどんどん悪くなって、幹部社員がどんどん辞めていったんです。これはこの年に特別なことがあったわけではなく、それまでの悪い積み重ねの結果でした。

以前の当社は、完全に放任主義でした。ソフトウエア開発は基本的に個人主義で、1つのプログラムを1人に任されることが多いです。だから、研修が必要だとは思っていませんでした。研修をしなくても「僕がこのくらいできるんだから、みんなもできてるよね」と思っていたのです。でも、実は他の社員はできていなかった。当時の僕はそのことに気づいていませんでした。幹部社員が辞めていってはじめて「研修を受けて人材を育てなければ」とレトロモダンの皆さんに相談しました。

<会社概要>

会社名:レキオスソフト株式会社 様(沖縄・那覇市)
代表取締役:柴嵜淳 様
事業内容:ソフトウエア開発・ネットワーク・サーバ構築
従業員数:約100人

レキオスソフト柴嵜社長

自分たちで問題の本質に気づく研修

当社では2019年から、幹部社員を対象にレトロモダンの「Good Team研修」などを受けました。せっかくお金を使って研修を受けるのだから、意味があるものを受けたい。単に講師の話を聞くだけの研修よりは、自分で考える研修の方が意味があります。受けてみたら、1回目の研修がとても良かったので、カスタマイズしたバージョンで2回目もすぐにお願いしました。

僕がどんなに仕事ができても、社員がついてきてくれるかは、彼らの認識によります。彼らの認識が高まっていないと、なかなか「自分ごと」として捉えてもらうのが難しい。この研修で、僕はようやくそれがわかりました。

みんなで集まって、顔を合わせて同じことについて話し合う場を持てたこと自体がよかったです。「GoodTeam研修」は、細かな事実の分析から「本質がなにか」を見出していくのですが、これらを通して社員と僕の認識レベルに差があることに気付くこともできました。

この研修を発展させた形で「ビジョン策定研修」も行いました。会社のビジョンが明確になれば、個人のビジョンに落し込むことができます。それが「キャリア研修」につながります。キャリア研修は個人のことなので、まずは自分のことを知ることからはじまります。会社と個人の方向性を合わせていく感じです。

お互いのベクトルを合わせ「ワンチーム」に

研修風景レキオスソフト1

レトロモダンの研修は、お互いにディスカッションして「気づかせる」研修です。受講した人たちそれぞれに腹落ちの度合いが深まったという感じで、管理職の仕事に対する姿勢が変わりました。研修で、会社が目指す方向の共有がいかに大事なのかがわかりました。

それぞれに動いてもいいけれど、ある程度ベクトルを合わせないと、全く違う方向に動いてしまいます。ソフトウエアは1つのプログラムを1人でつくるとはいえ、会社全体で大規模なプロジェクトに関わることもあります。このため、自分がつくったプログラムが社会にどんな風に役立っているのか、それを意識しながら仕事をしなければなりません。

そうすると、例えばそのプログラムが日本だけではなく、海外でも通用することがわかったりします。そういう意識の共有ができないと、一緒に働いている人たちの力が分散してしまい、十分に能力を発揮できません。

以前、日本でラグビーのワールドカップが開催されたときに「ワンチーム」という言葉が流行りましたが、まさにそれです。選手ひとりひとりの身体は小柄でも、しっかりとスクラムを組んで、同じ方向に向かっていけば、大きな身体のチームにも勝つことができます。これと会社の理念の共有は同じことです。当社では今後、定期的に研修を受けて、お互いのベクトルを合わせる機会をつくる予定です。

IT企業の「キモ」は人材。定期的な研修で人をみがく

研修風景レキオスソフト2

僕が若かった頃は、研修らしい研修はなく、今でいうパワハラが当たり前の時代でした。僕自身もお金をもらいながら技術を磨けるつもりで、かなりムリなことも引き受けていました。でも、時代が変わった今はそうはいきません。僕が良かれと思って、いろんなことを先回りしてやっていたら「社長が勝手に進めた」という見方をされ、それが原因で辞めていった社員もたくさんいました。

先回りするのではなく、社員たちに納得してもらって一緒に進めなければいけない。そういうことに、研修を受けてから気づきました。レトロモダンの研修を受けてからは、業績も回復し、幹部社員も辞めなくなりました。本当によかったと思っています。

研修には時間もお金もかかりますが、僕は今では「やるのが当たり前」と思っています。例えるなら、毎日の歯みがきのような感じで、やり続けないといけない。人材教育は、人によって育つ度合いが違うので、育ったらその都度、強度を上げていかなければならない。そうしないと、その人は育たなくなります。

IT企業は、よい人材が会社に残ってくれることが会社にとって重要な「キモ」です。僕はできることなら、僕を超えていく人を育てたい。会社の中で幹部社員を育成したいです。技術力だけではなく、人間としても成長できる組織にしたいと思っています。そのためには、レトロモダンは欠かせません。レトロモダンは私たちの立場になって一緒に考え、オーダーメイドで研修をつくり上げてくれます。

 

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